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エコチル調査、そして『黄砂と子どもの健康調査』にご参加くださっている皆さんに、健康/子育て情報をお届けします。
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早いもので、『黄砂と子どもの健康調査』が始まってから、1年が過ぎようとしています。
 
おかげさまで、京都では700名、富山は1200名、鳥取は800名を超える方々が参加くださっています。皆さんそれぞれお忙しいでしょうに、ご協力くださいまして心より感謝しております。
 
この度は、黄砂飛来日と非飛来日(コントロール日)にお送りしたアンケートからみえてきた皆さんのご様子や、登録時アンケートでいただいた既往歴の情報をいくつかご紹介させていただきます。
 
今までに、合計延べ24,526回、黄砂飛来日/コントロール日にご様子をお聞きするアンケートをお送りしました。そのうちの88%でご回答いただいています。皆さん、本当にありがとうございます!\(^-^)/

 

下は、黄砂飛来日とコントロール日の皆さんのご様子です。外出時間ごとの割合を比較しますと、黄砂日にやや外出時間が短くなる傾向がみられました。


また、窓をあけた人の割合も、黄砂日に少なくなる傾向がありました。


洗濯物の外干しや布団の外干しを行った割合についても、黄砂日で少なくなる傾向がみられました。


皆さん、黄砂が飛来していることを少し意識されているのかな、と思っております。



次に、登録時アンケートでお聞きした、お母さんの既往歴をご紹介します。

 
最近、鳥取は人口の割にぜんそくの人が少し多いのではないかと言われていましたが、この調査でも、ぜんそくの既往のある方は、京都8.3%、富山8.1%、鳥取10.8%と、やはり鳥取でやや多い結果になりました。
 
また、ぜんそくだけではなく、アトピー性皮膚炎や耳鼻科の感染性疾患も、鳥取で既往のある方がやや多いことがわかりました(表では赤字でお示しいたしました)。

どうして鳥取の方にこれらの病気が多いのか、不思議ですね。
エコチル調査では、食事や生活習慣、血液の栄養状態といった、黄砂の飛来以外にもたくさんのデータをいただいています(何度も採取していただいた血液や尿、そしてたくさんの質問に回答いただいたアンケートがまさにそれです!)。
 
『黄砂と子どもの健康調査』は、エコチル調査の追加調査として、エコチル調査のデータも含め総合的に解析することによって、「何がアレルギー疾患の割合を高めているのか」を解き明かしていきたいと思っています。
 
皆様のご協力の下に順調にデータが集まっています。引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 
 
『黄砂と子どもの健康調査』事務局(担当 金谷 久美子)
 
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