エコチル調査、そして『黄砂と子どもの健康調査』にご参加くださっている皆さんに、健康/子育て情報をお届けします。
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みなさん、こんにちは。
今日は、少し視点を変えて。紫外線とビタミンDについてです。
ビタミンDは、もともと骨の成長に必要な栄養素として認識されてきましたが、最近、骨だけでなく、もっと幅広く体の様々な組織に何らかの働きがあるのではないかと考えられるようになってきています。まだはっきりとはしていないのですが、そのような研究結果が次々と報告されてきているという状況です。ガンの予防になっているのでは?と思われるもの、その他アレルギーに影響があるのでは?と思われるものなどもあります。本当に影響があるのか、もしあるならどれくらい影響があって、どれくらいのビタミンD濃度がよいのか、結論はまだ出ておらず、世界中の研究者が様々に取り組んでいる最中です。
白人では、必要なビタミンDの90~95%が紫外線による皮膚での合成によると考えられています。日本人のデータはまだありませんが、おそらく皮膚での合成がメインである点は変わらないのでは、と思われます。ビタミンD合成できるくらいの紫外線は、窓ガラスを通りませんので、部屋の中にいると浴びられません。黄砂やPM2.5を気にしすぎると、屋外に出る機会が減ってしまってビタミンDが不足する条件が揃ってしまうのではないかと、少し心配しております。
皆さまには、紫外線を浴びる頻度や紫外線対策についてもご回答をお願いし、また血液中のビタミンDの濃度を確認しています。今日は、その結果をご紹介させていただきます。
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